インテリア素材用語集– tax –

カバノキ科の落葉広葉樹の高木で、深山に自生する。 重硬で弾力性があり、きめが細かい材が取れる。枝を折ると特有の「サロメチール」（サロンパスに含まれる）のにおい...

光の反射具合によって、木材の表面の光沢がリボンのように見えるもののこと。 年輪が入り組んで、木理が交錯している木材を柾目面に挽いた時に現れる。順目と逆目が交互...

福島県の会津地方で産出される桐のこと。 日本で一番硬いといわれ、粘りがある良質の材で、箪笥などの高級家具に利用される。

センダン科の広葉樹で、アフリカで産出される。 外観上はマホガニーに似ており、重硬で耐久性もあり、家具材や内装材のほか、突板としても用いられる。

カンラン科の広葉樹の総称で、世界の熱帯に、百種類くらいが分布する。 加工性は比較的いいが、きめはやや粗く、仕上げもあまり美しいとはいえない。家具や梱包材、建材...

スギやヒノキなどの木材を、紙のように薄く削ったもののこと。 昔は、これに経文を書いて寺に納めていたことからこの名がついた。現在でも、包装用に使ったり、工芸品に...

内外装の壁や天井に塗る左官材料のこと。 消石灰に、海草糊などの粘着性のある物質と、麻糸や紙などの繊維、もしくは砂などを混ぜてペースト状にしたもの。耐火性、耐久...

筍を縦に割ったような木目が現れたもののこと。 梢のほうが細くなっていたり、曲がっている木を、板目に製材したときに現れる。普通に製材しても、板目面には山型の木目...

古くからある自然原料の接着剤の一種。にかわ（煮皮）という字の通り、動物や魚類の皮や骨などを石灰水につけて、コラーゲンを取り出し、それを煮詰めたあと、固めてつ...

マメ科の広葉樹で、アフリカで産出される。 心材には、濃淡の縞模様が現れ、細かなさざなみ模様（リップルマーク）も見られる。重硬で、きめは粗いが、塗装の仕上がりは...

単板の繊維方向を同じにして張り合わせて、ある程度は曲げることができるようにした合板のこと。 滑らかな曲面を活かした、デザイン椅子などの家具に使われる。

木質や、木目、色調などが、装飾的な面を含めて趣のある木材のこと。 他にも、たぐいまれな高齢樹、入手が困難な天然木、由緒ある木なども銘木とされる。多くは、貴重で...

木片を組み合わせて幾何学的な模様などをあらわした木工芸品のこと。 色調や木目、木質の異なった木片を寄せ合わせ圧着して文様をつくり、それを一定の厚さの「種板」と...

フタバガキ科の常緑広葉樹の大高木で、東南アジアで産出される。 強度に優れるが、反りやすく、きめが粗くて表面が毛羽立ちやすい。石灰分を含むことがあり、工具を痛め...

象牙のこと。彫刻などのほか、印鑑などに使われるが、現在はワシントン条約によって輸出入が禁止されている。また、淡いクリーム色の象牙色のこともいう。

マメ科の広葉樹で、アフリカで産出される。 重硬な木質で、家具材や建材、突板などに用いられる。仕上がりは、高級材のチークに似て高級感があり、比較的安価に手に入る...

カバノキ科の木の総称。 主に真樺（マカンバ、マカバ）のことをいう。赤みを帯びた美しい色合いを持ち、きめも細かく、重硬な材。この材は、「樺桜」とも言われ、業界で...

建物の外壁に使用する、防火性能を備えたパネル壁材。 伝統的な日本家屋の板張りに比べて、施工が容易で、防火性能があるため、最近建築される住宅によく用いられる。主...

マツ科の常緑針葉樹の高木で、北米大陸の北西部、カナダからアラスカに産する。 安定した強度と弾力があり、加工性もよい。建材や家具材のほか、楽器材などに使われる。

藁（わら）を何層にも積み重ねて圧縮した畳床に、藺草（いぐさ）で編んだ畳表をかぶせたもの。主に、和室の床に敷いて、保温、断熱、調湿の効果がある。 畳床には、伝統...