インテリア素材用語集– tax –
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アピトン
フタバガキ科の常緑大高木で、東南アジアの熱帯雨林で産出される。 重硬で強度が高い材で、フローリング材によく用いられる。他にも柱や梁など建材として利用される。 -
堅木
文字通り、堅い木のこと。 主に広葉樹で、一般的にはナラ、カシ、ケヤキ、クリ、クヌギなど。乾燥に時間がかかり、普通の木材より手に入りにくい。 -
黄肌
ミカン科の落葉広葉樹の高木で、日本各地の山地に自生する。 軽さと堅さを適度に備えた材で、木目も美しい。家具材、楽器材、建材として用いられる。桑材の代用材として... -
自然塗料
自然由来の原料を使った塗料のこと。セラックニスや、亜麻仁油、蜜蝋、柿渋などがこれにあたる。最近、化学塗料に使われる有機溶剤が人体に悪影響を及ぼす、シックハウ... -
鉄刀木
マメ科の常緑広葉樹の高木で、中央アジア原産で、広くアジアで産出される。 紫檀、黒檀とともに、代表的な唐木の1つ。重硬で耐朽性があり、保存性は高い。板目の紋様が... -
楢
ブナ科の落葉広葉樹の高木で、日本全国の山地に自生する。 「楢」というのは、この種の木の総称で、「水楢(ミズナラ)」や、「小楢(コナラ)」などを取引する際に使わ... -
パープルハート
マメ科の広葉樹で、中南米で産出される。 伐採直後は褐色だが、大気にさらされるうちに、鮮やかな紫色に変色するので、この名がついた。材は重硬で、耐久性があり、虫害... -
蒔絵
接着剤となる漆で文様を描いた上に、金銀粉などの金属粉や、螺鈿と呼ばれる貝殻の裏の輝く部分や、卵の殻などを蒔き付けて装飾を施す工芸技法のこと。その技法によって... -
椋の木
ニレ科の落葉広葉樹の高木で、本州から四国にかけての山地に分布する。 材は、強靭で粘りがあり、バットや天秤棒に用いられる。他にも、漆器の木地や、三味線などの楽器... -
ヨーロピアンラーチ
マツ科の針葉樹で、北欧からロシアにかけて自生する。 木質は日本のカラマツに似ているが、色合いがやや黄色がかって、木目がはっきりしている。針葉樹としては比較的硬... -
リノリウム
亜麻の種子から取れる亜麻仁油や松脂、コルク粉などを練り合わせ、麻布に塗って乾燥させてシート状にしたもののこと。 耐水性、弾力性があり、床材に多く用いられる。ま... -
アフリカンパドウク
マメ科の広葉樹で、西アフリカで産出される。 強靭で硬く、きめは粗いが、磨くと光沢が出る。家具や楽器などに装飾的に用いられる。 同じ樹種として、東南アジア産のカ... -
桂
カツラ科の落葉広葉樹の高木で、原産国は日本。全国に分布するが、北海道に多い。やや軽軟で、加工性は高いが、保存性は低い。家具や器具材のほか、鉛筆、碁盤・将棋盤... -
強化ガラス
同じ厚さの板ガラスの3~5倍の強度をもつ安全ガラスの一つ。 板ガラスを軟化点(約700℃)近くまで加熱した後、空気を吹き付けて急冷して作る。破損しても破片は細かい粒状... -
紫檀
マメ科の常緑広葉樹で、インド南部、スリランカ原産。 非常に重硬で、木目が美しい唐木の1つ。高級家具や、楽器に使われる。アジアで産出されるローズウッドの代表的な... -
ダグラスファー
マツ科の常緑針葉樹の高木で、北米西部に広く分布する。 針葉樹の中では、最も強靭で、非常に大きな材が取れるので、日本にも多く輸入され、構造材として広く用いられる... -
南洋材
東南アジアで産出され、日本に輸入される木材の総称。 黒檀や紫檀、チーク、鉄刀木(タガヤサン)などの高級材から、ラワンなどまで、さまざまな種類の木材を含む。東南... -
バーリニア
カンラン科の広葉樹で、アフリカで産出される。 重硬で、きめは粗い。材面には、濃淡の縞模様が、不規則に現れる。家具や木工材などに利用される -
曲木
木材を蒸したり煮沸したりして柔らかくし、曲げながら金型にはめて曲線を描いた木材を得ること。 主に椅子や、テニスなどのラケット、スキー板などに使われる。 -
メープル
カエデ科の落葉広葉樹で、北米大陸に自生するものの総称。 大きく分けて、ハードメープルとソフトメープルがある。どちらも、白っぽく、きめの細かい材質。家具や象嵌(...