インテリア素材用語集– tax –
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ニス
「ワニス」の通称で、「仮漆」とも書いて、「かしつ」と読ませることもある。 透明な塗膜を形成する塗料の一種。 -
バクチカン
フタバガキ科の広葉樹で、東南アジアに分布する。 材面には、同心円状の濃淡による縞模様が見られる。耐久性はあまり高くないが、加工性はよく、表面の仕上げも良好。た... -
マコレ
アカテツ科の広葉樹で、西アフリカの熱帯雨林地域に分布する。 耐朽性があり、シロアリにも強い。時に濃い色の縞模様が現れ、装飾的価値が認められることもある。組織内... -
メダン
クスノキ科の広葉樹で、東南アジアに産する。 耐久性は低く、虫害を受けやすい。また、二酸化珪素(シリカ)を含むこともあり、加工には注意を要する。ラワンやメランチ... -
ラジアタパイン
マツ科の針葉樹で、カリフォルニア原産だが、現在はニュージーランドで多く産出される。 生長が早く、年輪幅が広いので、耐久性はあまりないが、色が明るく、加工性がよ... -
リンデン
シナノキ科の落葉広葉樹の高木で、北米大陸東部五大湖周辺に産する。 軽軟で、強度は低いが、加工性はよく、表面の仕上がりも良好。虫害に弱いが、防虫剤の浸透がよいの... -
あおだも
モクセイ科の落葉低木で、日本には全国的に自生している。きめが細かく、粘りがあり折れにくいため野球のバットによく使われる。しかし、生長が遅いため、最近資源が枯... -
アボジラ
センダン科の広葉樹で、アフリカで産出される。きめは粗いが、黄色っぽい白から木褐色で、光沢があり、内装のパネルや合板に用いられる -
カプール
フタバガキ科の広葉樹で、スマトラ、ボルネオ、マラヤなどに東南アジアで産出される。やや重硬で、強度はあるが、反りやすく、加工性は低い。また、二酸化珪素(シリカ... -
酢酸ビニル接着剤
酢酸ビニルを重合させて作った樹脂を使った接着剤のこと。 「木工用ボンド」という名で知られている。水溶性で、熱が加えられると軟らかくなる。取扱が簡単で、人体に有... -
しなのき
シナノキ科の落葉広葉樹の高木で、主に北海道で産出される。 軽軟できめが細かく、加工性がよい。合板や彫刻材のほか、鉛筆やマッチ棒、割り箸などに使う。アカシナとも... -
椨
クスノキ科の常緑広葉樹の高木で、本州中南部以南に自生する。 用途はクスノキと同じく、家具材、枕木などに用いられる。如鱗杢や、玉杢が出やすい木として賞用される。... -
ニヤトー
アカテツ科の広葉樹で、東南アジアで産出される。 育った場所によって性質が大きく異なり、軽いものより、重いもののほうが好まれ、サクラ材の代用材として用いられるこ... -
ハックベリー
ニレ科の広葉樹で、アメリカ東部に産する。きめが細かく、加工性はよい。ただし、乾燥の際に大きく収縮する。建築材に使われ、合板として内装材に用いるほか、家具にも... -
柾目
年輪の接線に垂直に、中心を通らず製材すると、木目が平行に現れ、これを柾目という。 板目と比べると、一本の丸太からとれる材が少なく、幅広い材も取れないので、一般... -
目止め
木材の塗装をする前に、表面の小さな穴などを砥粉(とのこ)などで埋めること。 「砥粉」とは、砥石を切り出したときに出る石の微小な粉末のことで、これを刷り込むこと... -
ラッカー
硝化綿(ニトロセルロース)、樹脂、顔料などを揮発性溶剤に溶かした塗料のこと。 木材や金属の塗装に使う。塗膜は薄いが、速乾性で、重ね塗りをすることで硬く、つやの... -
リンバ
シクンシ科の広葉樹で、アフリカに産する。 全般に黄白色だが、時に心材の茶褐色のものが見られ、そういったものは特に「ブラックリンバ」として取引される。加工の際に... -
青膚
モチノキ科の落葉高木で、山野に自生している。きめが細かく硬い材質で、狂いも少ないため加工しやすい。薪炭材や寄木細工などの工芸品に用いられる。 -
亜麻仁油
亜麻の種子から得られる植物性の乾性油のこと。 空気中に放置すると、酸素と反応して固まって、丈夫な塗膜を作るので、絵の具や、塗料を溶かして用いられてきた。これに...