インテリア素材用語集– tax –
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ラテックス
ゴムの木の樹皮を傷つけると出てくる樹液のこと。 生ゴムの原料となる。また、合成ゴムをつくる際に得られる液状の物質のこともいう。 -
レッドウッド
スギ科の常緑針葉樹の大高木で、アメリカのカリフォルニア周辺の山地に自生する。 樹高が100メートルを超えるものもある世界最長の巨木で、学名は「セコイア」。材とし... -
アガチス
ナンヨウスギ科アガチス属の落葉高木の総称で、東南アジアからオセアニアで産出される、いわゆる南洋材で、約20種類がある。 耐久性は低いが、きめが細かく、建材や家具... -
アルダー
カバノキ科の広葉樹で、北米の西海岸やヨーロッパに産出される。 比較的柔らかく加工性に優れ、家具や造作材に用いられる。強度は低いので、テーブルの脚などには不向き... -
榧
イチイ科の常緑針葉樹で、本州中南部以西の温暖な地域に生育する。 水湿に強く、耐朽性があるので、風呂桶などの浴室用具や船舶に使われる。光沢があり、緻密で、弾力性... -
サペリ
センダン科の広葉樹で、西アフリカを中心とするアフリカ全土に生育する。やや重硬で、耐久性が高く、接着、塗装性がよい。柾目面には、美しい杢が現れるので、家具や、... -
集成材
単板を同じ繊維方向に何枚か重ねて作った、エンジニアリングウッドの一種。 無垢材と違い、反りや狂いが生じにくく、強度に優れた大きな材が作れる。集成材は、その品質... -
ダンタ
アオギリ科の広葉樹で、中央アフリカに自生する。 加工性がよく、耐朽性に優れ、虫害にも強い。高級材のマホガニーに似た性質を持つため、時にマホガニーの代用材として... -
楡
ニレ科の樹木の総称で、一般的には「春楡(ハルニレ)」のことをいい、日本全国に自生する。やや重硬だが、粘りがあるので、曲木に適する。また、建材や家具材のほか、... -
針樅
マツ科の常緑針葉樹の高木で、本州中部以南の山地に自生する。 樹高は30mを超えることもあり、大きな材が得られるが、強度や耐久性はないため、構造材などには用いられ... -
マヤピス
フタバガキ科の広葉樹で、東南アジアの乾燥期のない地域に分布する。 心材は、桃色~赤色で、産地によってはかなり濃い赤褐色になるものもある。家具材、合板材などに利... -
焼付塗装
塗装後に過熱して乾燥、硬化させる塗装法のこと。 常温で硬化させる塗装に比べると、はがれにくく、硬さ、耐久性に優れている。焼付け塗装をするにはある程度の設備が必... -
螺鈿
漆工芸のひとつで、鸚鵡貝(おうむがい)や夜光貝、あわびなどの貝殻の裏側の、真珠のように光を放つ部分を使って模様を描くこと。 貝殻を、さまざまな形に切って、土台... -
レッドオーク
ブナ科の落葉広葉樹の高木で、北米大陸全土に分布する。 重硬で衝撃に強く、床材やドアなどに用いられる。同じオーク類の「ホワイトオーク」と比べても、きめは粗いが、... -
赤松
マツ科の常緑高木で、本州北部以西に自生する。 材は、やや狂いはあるが、水湿に強く、軽い割に耐久性があり、橋の橋脚や建材などに利用される。また、松脂を多く含み燃... -
アルトカルプス
クワ科の広葉樹で、東南アジアで産出される。 材質は、軟弱なものから重硬なものまであり、重硬なものは、箱材、心材などの用途がある。軟弱なものには特定の用途はない。 -
唐木
熱帯産の稀少価値の高い高級銘木の総称。 具体的には、紫檀、黒檀、鉄刀木(タガヤサン)、花梨など、色合いが濃くて、硬質な木材。耐朽性があり、虫害にも強いので、長... -
沢胡桃
クルミ科の落葉広葉樹の高木で、日本全国の山中の谷間に生育する。 材質は軽軟で、湿度に弱く、保存性は低い。加工は容易だが、きめが粗く、仕上がりはあまりよくない。... -
春慶塗
木地に、透き漆という透明の漆を、天然の美しい木目が見えるように塗る技法のこと。 塗りたては、濃い色合いだが、次第に透明感が増してくる。重箱や、お盆などに使われ... -
単板
一般的にいわれる板よりも薄い、約5mm程度の平たい板のこと。 主に合板に加工されて使われる。このうち、特に薄く、化粧用に用いられるものは突板(つきいた)とよばれ...