集成材

単板を同じ繊維方向に何枚か重ねて作った、エンジニアリングウッドの一種。
無垢材と違い、反りや狂いが生じにくく、強度に優れた大きな材が作れる。集成材は、その品質などから、構造用、化粧ばり構造用、造作用、化粧ばり造作用の四つに分けられる。すなわち、耐力部材として用いる構造用と、主として内部の造作に用い、強度を必要としない造作用があり、その中にそれぞれ美観を目的として化粧薄板を貼りつけたものと、貼り付けないものとに分けられている。
また、単板同士の接着に用いられる接着材に含まれる化学物質により、シックハウス症候群を引き起こす場合もあり、対策が急がれている。

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