不動産投資の物件と選び方

「都市部の新築ワンルーム投資」なら失敗しない

これまで8件ものワンルームマンションを売却しながら、残債を下回った物件は1例もなく、取得額以上で売却できたケースもある―――。
会社員でありながら、不動産投資によって35歳で3億円の資産を築いた若月りく氏の著書『会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資』では、その方法が解説されています。

※本コラムは「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」(著者:若月りく・ぱる出版)より一部抜粋してご紹介します。

今回は書籍の一部から、初心者だからこそ知っておきたい「失敗しない不動産投資」に関連する内容をご紹介します。

【目次】

1.なぜ「都心部の新築ワンルーム投資」が初心者に向いているのか?
2.地方や郊外の物件はハイリスク・ハイリターン
3.本業をベースにした「失敗しない投資法」に意味がある
4.トップワンで不動産投資の知見やノウハウを蓄積する
5.著者の投資ノウハウがつまった一冊「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」

1.なぜ「都心部の新築ワンルーム投資」が初心者に向いているのか?

本書ですすめる「都心部プレミアム・ワンルーム(トップワン)投資」は、ひと言で言えば、リスクの少ない不動産投資です。

都心部のマンションならば、10年や20年が経っても購入時とほぼ同じ値段で売れるだけでなく、駅近などの優良物件は再開発の恩恵を受ける可能性も高く、結果的に大幅に値上がりすることだってあります。
その証拠に、私はこれまで8件のワンルームマンションを売却してきましたが、残債を下回った物件は1例もありません。超好立地の物件は取得額以上で売却できています。

資産価値の下落リスクが非常に小さな「都心部プレミアム・ワンルーム(トップワン)投資」は、専門的な知識やノウハウをそれほど必要としない、堅牢性が高く、上振れの可能性を秘めた不動産投資と言えるわけです。

2.地方や郊外の物件はハイリスク・ハイリターン

それなのに、都心部の新築マンション物件は、不動産投資を長く専門に行っている人からは、「それって利回り低くて一番儲からないやつでしょ」などと言われがちです。
確かに、たとえば地方の中古マンションは表面利回りも良く、1000万円以下の手頃な価格で購入できて、キャッシュフローが出やすく収益性も高いと思われるのが普通です。


けれども、地方や郊外の物件は今後、賃貸の実需が先細っていくリスクが少なくありません。
アセット(資産価値)を考えても、ハイリスク・ハイリターンの投資法であり、ある程度の物件の目利きや運営のノウハウが必要になるのです。

3.本業をベースにした「失敗しない投資法」に意味がある

そこに初心者がいきなり入っていくのはハードルが高く、私はおすすめしません。
例えば野球をやったことがない人に、いきなり野球の試合に入ってやってごらん、と言っているようなもので、最初から手を出すのはリスクが大きく、副業のスタンスで行うには違和感があります。

私が本書で言いたいのは、まずは基本動作から始め、キャッチボールや素振り、トスバッティングからしっかりやろうよ、というメッセージです。
あくまでも本業があり、その傍らで堅実に行える投資法であることに意味があるわけです。

つまりは、「失敗しない不動産投資」であることをまずは主眼に置くべき。
では、なぜ「失敗しない」「リスクが小さい」と言えるのか。
そのカギとなるのが、圧倒的な空室リスクの低さと資産性の高さ(値崩れしないこと)なのです。

4.トップワンで不動産投資の知見やノウハウを蓄積する

ちょっと、この辺りで不動産投資の全体像におけるトップワンの位置づけをマッピングしてみましたので、みなさんが狙うべき領域の狙いとリスク(時間的手間、心理的不安を含む)&リターンの位置づけを整理してみるようにしてください。

まず初心者は、不動産投資のイロハを学ぶ意味で、区分所有、できれば失敗しないようにトップワンから開始して、知見やノウハウを蓄えることをおすすめします。
時間的な余裕があって手間をかけられる方は、徐々に難易度の高い領域にチャレンジしていけば良いのだと思っています。

中古戸建は、値ごろ感もハンズオン感(自分で手間暇をかけることを肯定的にとらえる意図)もあり、入りやすさはあると思いますが、経済的余裕と時間的余裕を両立させることを目的意識にする場合は筋が変わってくるという整理です。

アパート、マンションは規模感もあり、効率的であるメリットもありますが、ビジネスモデルの見極め(スルガショックのシェアハウス等)や立地の難易度(好立地は手が届かず、かつ商業向けプロフェショナルに買い負ける)、分散投資の観点から、初心者にはおすすめできないですし、中級、上級者であってもリスクシナリオが顕在化したときには手の打ちようがなくなる可能性が高く、お手軽におすすめできるものではないとの整理です。

(※本記事は、「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」からの抜粋です。)

著者情報
若月りく(ワカツキリク)
香川県高松市出身。工学修士。留学、遊学、駐在等で世界3カ国の滞在経験。一部上場企業にて、事業投資、事業計画、案件開発、資産管理等の担当経験あり。
副業としてはじめた「プレミアム・ワンルームマンション投資」で成功し、現在は給与所得と合算して3000万円超の年収を獲得。
ド派手、爆上げ、圧勝よりも、効果的、効率的に少し余裕を持つライフスタイルを推奨。

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5.著者の投資ノウハウがつまった一冊「会社を辞めずに大富豪になるプレミアムマンション投資」

不動産投資で迷いがちな物件選び。物件のリスクとリターンを冷静に分析し、不動産投資で着実に資産を作り上げていく方法を実体験に基づきわかりやすく解説しています。

今回紹介したのは内容のほんの一部。“不動産投資でなるべく後悔しない物件選びのコツを知りたい!”という方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。