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東京はこれから変わる! 再開発される街⑦「品川駅周辺」

東京はこれから変わる! 再開発される街⑦「品川駅周辺」

東京オリンピックを3年後に控えた2017年現在。品川駅やその周辺も大きく変化しています。
山手線に新駅ができたり、街が再開発されたりなど、オリンピックは終わった後にも大きく影響するものと考えられます。
ここでは、品川エリアで行われている変化についてご紹介します。

品川駅の特徴

品川駅周辺は、東海道新幹線の発着駅であることや、羽田空港へのアクセスも良いことから、東京の玄関口として成長し続けています。
特に2000年前後から新興のビジネス街として発展し、1998年には品川インターシティが開業、2004年にはグランドコモンズがオープンするなど、大規模な再開発が行われ、再開発はいまでも続いています。

2011年には、東京都よりアジアヘッドクォーター特区に指定され、2012年には特定都市再生緊急整備地域に指定されたことで、現在では国際都市としての東京において品川は重要なエリアとなっています。

リニア新幹線に向けた再開発

夢の超特急として開発が進められている東京と名古屋を結ぶリニア中央新幹線は、平成39年(2027年)の開業を予定しており、その始発駅は品川駅港南口の地下に建設される予定です。
2027年のリニア中央新幹線の品川ターミナル駅の開業に向けて、西口でもJR東日本や西武ホールディングスなどによる大規模な再開発が数か所で行われています。

また、京浜急行は、元々品川駅周辺に6万平方メートルの土地を持っており、そのうち駅前の2万5000平方メートルの土地に建つ「品川グース」もこれを機に建て替えを予定しています。
建て替え後は、オフィス、商業、ホテル、住宅などの複合施設となり、品川駅前にシンボルとなる広場が設置され、また国際会議などのMICE機能(※1)も充実する予定とされています。

※1 MICE機能……MICE(マイス)とは、Meeting、Incentive tour、Convention(またはConference)、Exhibitionの頭文字を取ったもの。
一般の観光旅行に比べて、消費額が大きいため、インバウンドを狙った振興策の一つとして注目されています。

山手線の新駅について

JR品川車両基地の一部を活用して、複合市街地へと再開発される計画があります。
それに伴い、JR東日本は2014年に田町駅と品川駅の間に新駅を作ることを発表しました。
2020年のオリンピックの年に合わせて開業する予定です。

再開発により、その新駅の周りには、超高層ビルが建ち並び、5棟のオフィスビルと3棟の大規模マンションが建設される計画です。
これら8棟のビル全体の完成は2020年以降になるものの、完成すれば、品川駅や新駅の就業人口は10万人規模になるといわれています。

この新駅の誕生は、新駅とその駅前を中心に開発するのでなく、もとは品川・田町駅を中心とした約630ha、東京ドーム135個分という広大なエリアを再開発するなかの一部なのです。
そして、新駅と品川駅の2駅間が歩行者デッキ接続し、泉岳寺駅の広場と連携するなど、歩行者ネットワーク強化も計画されています。

山手線の新駅について

こうしてみると品川エリアの進化にはとても期待が持てそうです。
2020年以降さらに国際化を進める羽田空港や、リニア中央新幹線開業による中部圏との融合により、東京圏が拡充されることで世界最大規模の都市圏が形成されることになります。
そうすると東京の都心の存在価値はますます希少性が高まりそうです。

なかでも品川は、今後、世界からの玄関口としてますます目が離せません。

株式会社クレアスライフ 不動産コンサルタント

清水 剛

不動産投資の営業として16年従事し、これまで数百人に上る投資検討者への提案・アドバイスを行う。 現在は営業の第一線から卒業し、企画側として不動産投資の魅力を多くの人に伝えるべく、セミナー講師やメディア出演などに精力的に取り組んでいる。