不動産投資の物件と選び方

在宅勤務している方425人に聞いた!いまの暮らしや理想の住まいについてアンケート調査を実施

不動産投資で生活を豊かにするWebサイト“不動産投資スクエア”(運営会社:株式会社クレアスライフ)では、クレアスライフの運営する都内マンションにお住いで週1回以上在宅ワークをしている方に対して、アンケート調査を実施しました。

コロナ禍を経て、在宅勤務(テレワーク)をするようになった方も一定数いるでしょう。働き方の変化は、暮らしや理想の住まいへの意識にどのような影響を与えたのでしょうか?
今回は、週1回以上在宅勤務をしている方425人に対して、何を重視して住まい探しをするのかを詳しく聞いてみました。

今回のアンケート対象者は以下の通りです。

アンケート回答者:クレアスライフのマンションに住んでいて週1回以上在宅ワークしている方425人
アンケート回答期間:2023/4/20~5/7
アンケート機関:株式会社クレアスライフ
アンケート方法:インターネット調査

在宅勤務をしている人の理想の通勤時間

自宅から職場までの通勤時間は、どれくらいが許容範囲ですか?

「30分以内」と回答した方が35.8%と最も多く、次いで「1時間以内」が24.5%、「45分以内」が22.1%となっています。

通勤時間が長いと、早起きが必要になったり、満員電車にストレスを感じたりと疲れてしまう方も少なくありません。
在宅勤務があることで気持ちに余裕が生まれ、45分~1時間とある程度長い通勤時間でも大丈夫だと考える人もいるのではないでしょうか。

また、「10分以内(3.3%)」や「20分以内(9.9%)」を選んだ人は少数派に。会社から近すぎるのは避けたいと考える方も一定数いるのかもしれません。

在宅勤務をしている人は駅徒歩を重視する?

自宅から最寄り駅までの時間は、徒歩何分までが許容範囲ですか?

自宅から最寄り駅までの時間の許容範囲について聞いたところ、「徒歩10分以内(38.6%)」と回答した方が約4割でした。

「駅徒歩5分で眺望が良くない部屋」と「駅徒歩10分で眺望の良い部屋」どちらを選びますか?

「駅徒歩10分で眺望の良い部屋(55.8%)」を選んだ人の方が多い結果となりました。
窓の向こうに豊かな自然が見える、高層ビルが望めるといった眺めのいい部屋は、心を満たしてくれますよね。

在宅勤務で最寄り駅との往復回数が減り、駅からの近さより、部屋で仕事をしていて、ふと窓の外を眺めたときにリフレッシュできるような部屋が求められるようです。
また、別の視点で「在宅勤務をしていない」と答えた方(n=175)に同じ質問をしたところ、在宅勤務状況により眺望に対する意識の差が見られました。

(参考)在宅勤務あり・なし比較データ①

「駅徒歩5分で眺望が良くない部屋」と「駅徒歩10分で眺望の良い部屋」どちらを選びますか?

「在宅勤務あり」のほうが駅までの距離より眺望を優先する割合が高い結果となりました。

(参考)在宅勤務あり・なし比較データ②

10階建てのマンションの場合、理想の階数を選んでください。

低階層(2~5階)においては、「在宅勤務なし」の方が高い割合となっています。通勤による往復回数が多い分、アクセスのしやすさを意識していることが推測されます。
一方で、最上階(10階)では「在宅勤務あり」の意識が高く、在宅勤務者のほうが、眺望の良い部屋を好む傾向が強いといえるでしょう。

次に、部屋での過ごし方について聞きました。

お風呂(湯船)に入る頻度

シャワーだけでなくお風呂にも入りますか?

シャワーだけでなくお風呂にも入る人が約8割(78.3%)という結果になりました。

2020年にスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が行った意識調査によると、ふだんのお風呂を「湯船派」と答えた人は47%のみ
(https://dime.jp/genre/1017932/)

在宅勤務により自由な時間が増え、お風呂の時間を楽しむ人が増えているのかもしれません。

前問「はい」とお答えいただいた方にお聞きします。どのくらいの頻度でお風呂に入りますか?

「毎日(44.4%)」が最も多く、次に「2~3日に1回程度(23.4%)」となっており、約7割が2~3日に1回以上は湯船につかっています。
お風呂時間を「体を洗う時間」ではなく、「毎日のリラックスタイム」として考えている人が多いようです。

次に、自由な時間を楽しむ在宅勤務者が、部屋の内装・間取りや設備に望んでいるものについて聞いてみました。

部屋の内装・間取りや設備に望んでいるもの

あなたが内装・間取りについて優先する項目を3つまでお選びください。

内装・間取りについて何を優先するか聞いたところ、約3人に1人が「バス・トイレ別(27.4%)」「部屋の広さ(26.6%)」と回答しました。
家にいる時間が長くなったことで、充実した住環境が重視されてきているのかもしれません。

一方、「追い炊き風呂」を選んだ方は3.6%と少なく、湯船は1回つかったら終わりと考える方が多いことが分かります。

賃料がアップしても導入してほしいと思う部屋の設備は何ですか?

賃料がアップしてもほしい部屋の設備トップ3は「高速インターネット回線(16.5%)」、「独立洗面台(16.0%)」、「カメラ付きインターホン(14.1%)」となりました。

インターネットが不安定だと、業務効率が下がったり、ストレスを感じたりしてしまいます。
家でも快適に仕事ができるようにインターネット環境を整えたい方は多いようです。

一方、「食器洗い乾燥機(6.3%)」や「ディスポーザー(生ゴミ粉砕機)(5.5%)」、「IHクッキングヒーター(1.5%)」といったキッチン関連の設備を選んだ人は少数派でした。在宅勤務中に自炊の機会が増えても、必要性を感じる人はあまりいいないようです。

まとめ

今回は、週1回以上在宅勤務をしている方425人に、いまの暮らしや理想の住まいについてアンケート調査を行った結果を紹介しました。

通勤時間が少なくなったことで自由な時間が増え、家での時間を楽しむ人が多いようです。
結果として、会社や駅からの近さより、眺望の良さや部屋の広さ、充実した設備を求める傾向が見えました。