―再開発が止まらない東京都心
―最も熱い虎ノ門・麻布台エリア
―高輪新駅で、期待◎の泉岳寺エリア
―将来を見越したワンルームマンション投資
再開発が止まらない東京都心
東京都心では2000年頃から老朽化したビルや住宅の取り壊し、建て替えが進んでいます。
2000年代前半から丸の内・大手町一帯のビルはほとんどと言っていいくらい全てのビルの建て替えが行われてきました。
いま、その流れは最終段階で、有楽町エリアや大手町・八重洲エリアで建て替え工事が進んでいます。その他、渋谷駅周辺、日本橋、三越前エリア、など大型ビル建設ラッシュです。
こうした動きは2020年の東京オリンピックをすぎて、2025年くらいまで続くことになりそうです。
最も熱い虎ノ門・麻布台エリア
近年の好景気、あるいはオリンピックに向けての再開発ブームは、東京23区全体でみられますが、中でも、目立つのは虎ノ門・麻布台周辺エリア(神谷町駅周辺)です。
ホテルオークラ本館の建て替え(ホテル+オフィッスビル)、広範囲の開発でそこに日本一のビルが建つ「虎ノ門・麻布台開発」(まだ、〇〇ヒルズという名称が決まっていません)等々、また分譲マンション開発も多く見られます。
この周辺での新築ワンルームマンションの分譲は最近見られませんが、同エリアの中古ワンルームマンションの価格急騰状況を見ると、もしこのあたりで新築ワンルームマンションが出れば、「即買い」 してもいいかもしれません。
高輪新駅で、期待◎の泉岳寺エリア
次にまだ開発が始まったばかりですが、超注目エリアなのは高輪・泉岳寺周辺です。ご承知の通り、山手線新駅、高輪ゲートウエィが山手線の駅としては50年ぶりにできます。
開業は2020年のオリンピック開催に合わせて、山手線の駅として暫定的に開業する見通しです。
高輪ゲートウエィ駅周辺の開発、(品川開発プロジェクト)は、JR品川車両基地の跡地をJRが再開発するプロジェクトです。まず初めに、4棟の超高層ビルと1棟の大型低層ビル計5棟が建設される予定となっています。また、京急が所有する、品川駅~泉岳寺駅のJRと第一京浜道路(国道15号線)の間の細長いエリアの開発も計画されています。これら以降も開発が予定されており、現在の泉岳寺駅周辺エリアは急速に発展し、都心有数のオフィス・商業施設、高層ビル集積地に進化しそうです。
高輪・泉岳寺エリアは、1970年代から分譲マンションが建てられているエリアで、築30年・40年と言った、あと10年もすれば「建て替えはどうする?」と議論になりそうな物件が多く存在するエリアです。また、少し前からはワンルームもポツポツ建てられているエリアでもあります。
このエリアは、人気エリアにも関わらず、それほど物件が多くないので、中古ワンルームマンション価格は上昇しています。もちろん、今述べたように将来性に期待も持てます。
新築ワンルームマンションがこれから出る可能性は、それほど高く多くはないと思いますが、売り出されたら、間違いなく「即買い」だと思います。
将来を見越したワンルームマンション投資
ワンルームマンション投資では短期で転売する方もいますが、大半は長期で保有されています。
これから、物件のエリアがどう発展していくのか?そして、30年後、その街はどう発展していくのか?こうした事を、ふまえて購入することが大切です。