現場のプロが教える不動産投資ノウハウ

不動産投資で生活の安心を!コロナで分かった緊急時のリスク

「新型コロナウイルス感染症(COVID(コビット)-19)」の世界的大流行により、日本のみならず、全世界の人々の健康が脅かされています。
そして、問題は健康面だけに留まらず、世界各国の消費も大きく落ち込み、経済的にも深刻な打撃を与えています。

こうした不景気であっても、不動産投資は安定した副収入を得られる可能性が高く、経済的なゆとりを得やすいという強みがあります。

今回は、コロナウイルスによって分かった日本の対応と個人で備えられる不動産投資の魅力についてご紹介していきます。

目次

1.緊急時における日本の対応
2.再確認できた副収入の魅力
3.副業としての不動産投資の魅力
 不景気に強い
 安定した収入を得やすい
4.都心のワンルームマンションがおすすめな理由
 ①.不景気を原因とした空室は生まれにくい
 ②.家賃相場が変化しにくい
 ③.家賃収入は変わらず入ってくる
5.まとめ

1.緊急時における日本の対応

新型コロナウイルス(コビット)の流行が拡大し、一部主要都市での外出自粛要請から始まった政府の対策も、全国に緊急事態宣言が発令される事態まで悪化しています。

これにより人々の動きが抑制されたことで、観光産業や飲食業、イベント産業などさまざまな業界が打撃を受けました。
健康だけでなく経済にも大きなダメージを与え、2008年のリーマンショックと同等かそれ以上の危機ともいわれています。

このような非常時では、あらゆるインフラと生命の維持が優先されるため、政府の施策の良し悪しについては賛否が分かれるところですが、収入に関して不安を抱えている人がたくさんいるのは間違いないのではないでしょうか。

2.再確認できた副収入の魅力

政府から、特定の条件を満たした世帯に対して30万円の支給を行う案が公表された際、「全国民に対して一定金額の支給が良いのではないか?」という声が多く上がりました。
(結果的に、4月16日に当初の案は廃止され、1人10万円の給付に方針転換されました。)

上記の議論は多くのメディアで取り上げられ、さまざまな意見が飛び交っていましたが、「所得制限なしで1人10万円の支給」という案が、1つの指針として語られることが少なくなかったのではないでしょうか。

この「10万円前後の副収入」が、緊急時であっても心にゆとりを持つことができる一つの目安なのかもしれません。

3.副業としての不動産投資の魅力

副業には様々なものがありますが、安定した副収入という面でみると、不動産投資はとても魅力的です。
不動産投資で毎月10万円前後の副収入を得ることは、決して難しいものではありません。

まずは、その理由についてご紹介していきます。

不景気に強い

不動産投資は数ある投資の中でも不景気に強く、安定した副収入という面でみると非常におすすめです。
実際、2008年のリーマンショック時も東京都心の賃貸相場は安定しており、それ以降も順調に推移しています。

また、世界17カ国24拠点に700名のスタッフを抱える世界有数の不動産投資顧問会社である『ラサール不動産投資顧問㈱』の見解では、「東京圏の不動産(複合住宅・オフィスなどの賃貸物件)は外的ショック(感染症等)やマクロ経済鈍化への抵抗力を維持する」と東京都心への高い信頼を示しております。
※「不動産経済通信」より

逆に、投資先として有名な株式やFXは景気の動きに大きく左右され、乱高下を繰り返すため、初心者の方が不景気への備えとするにはあまり向いていません。

事実、今回のコロナウイルスによる影響で、日経平均株価は2012年から続いた上昇トレンドが終了し、リーマンショック以来の危機に陥っています。
そのため、2月から3月にかけて7,000円以上(約30%)も下降し、一時16,000円台になるなど、大きな変動をみせました。
一般の方がこのような危機に直面して利益を上げることは非常に困難であるといえるでしょう。

安定した収入を得やすい

不動産投資は、人が生活する上では欠かせない『衣食住』のひとつを担うものであり、景気による需要変動が少ないことが、不景気に強い要因となっています。
実際、東京都心のマンションの賃料相場は安定的な数字を維持しており、家賃という一定の金額を毎月得ることができます。

また、不動産投資には空室リスクがつきまといますが、オフィスではなく居住用の物件であれば景気と比例して入居者が動くことも少なく、不景気だからといって特別気に病むようなこともありません。

4.都心のワンルームマンションがおすすめな理由

数ある不動産投資の中でも、特におすすめなのが都心のワンルームマンションへの投資です。最後に、その理由について3つご紹介していきます。

①.不景気を原因とした空室は生まれにくい

東京でも都心から少し離れると状況は変わってきますが、山手線内側の都心には常に一定の入居者需要があります。
特に、都心の駅チカという好立地であれば、景気が悪化した状況でも空室リスクはそこまで高くなく、安定した運用が可能です。

例えば、クレアスライフが管理している物件の入居者募集及びその入居状況は、3月から4月にかけて良くなっています(クレアスライフの物件は全て山手線沿線や内側の都心)。
新生活への準備などで入居者需要が高まっていると考えがちですが、そうした需要が最も高まるのは1月から2月にかけてであり、3月から4月にかけては落ち着く傾向があります。
このことからも、景気に左右されにくく、不景気に強いという特徴が伺えます。

②.家賃相場が変化しにくい

リーマンショック時、都心のワンルームマンションの家賃に限って言えば、平時と同じでほぼ変動がなく、リーマンショックの影響を全く感じさせることはありませんでした。
これは、前述した空室リスクの低さによるものであり、それはワンルームマンション投資の大きな強みといえます。

③.家賃収入は変わらず入ってくる

自宅は多くの人にとって必要であり、暮らすために家賃を支払わなければなりません。そのため、景気に左右されることなく、毎月一定の収入が見込めます。
都心のワンルームマンションであれば、家賃相場からみて10万円前後の副収入を維持し続けることも、決して難しくありません。

5.まとめ

今回は、新型コロナウイルスによる市況の変化と不動産投資の安定性についてご紹介しました。

特に、都心のワンルームマンションは不景気に強く、都心ならではの賃貸需要によって、毎月安定した収入を得られる可能性が高いです。
一部屋持つだけでも、副収入として十分な金額を見込むことができるため、同じような危機への備えとして、用意しておくことを選択肢の1つとしてみてはいかがでしょうか。

円藤遥

株式会社クレアスライフ 不動産コンサルタント
営業本部