特定街区

特定街区とは、個々の敷地単位ではなくて街区(ブロック)単位で良好な市街地を形成するために、都市計画で指定される地区であって、この地区内では、容積率、高さの最高制限度及び壁面の位置の制限が個々に指定され(都計法9条18項)、敷地単位の容積率、建ペイ率、斜線制限等び規定は適用されない。本制度は、敷地内に有効な空地を確保させる代わりに、容積率、斜線制限等の一般的な形態規制を一般の地区より緩和するものである(建築基準法60条)。
例:東京の霞ヶ関(三井霞ヶ関ビル)、浜松町(国際貿易センタービル)、新宿副都心(京王プラザホテル等)、金町(住宅公団団地)等。

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