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無機質壁紙
珪藻土や蛭石、大理石(寒水石)粒等を化粧層に使用した自然素材の壁紙のこと。無機質壁紙は防火性能にも優れている。 -
無垢板
合板のように、何枚かの板を貼り合わせてつくった板ではない、一枚板のこと。 重厚で高級感があるが、合板よりも狂いが生じやすい。 -
蒔絵
接着剤となる漆で文様を描いた上に、金銀粉などの金属粉や、螺鈿と呼ばれる貝殻の裏の輝く部分や、卵の殻などを蒔き付けて装飾を施す工芸技法のこと。その技法によって... -
椋の木
ニレ科の落葉広葉樹の高木で、本州から四国にかけての山地に分布する。 材は、強靭で粘りがあり、バットや天秤棒に用いられる。他にも、漆器の木地や、三味線などの楽器... -
曲木
木材を蒸したり煮沸したりして柔らかくし、曲げながら金型にはめて曲線を描いた木材を得ること。 主に椅子や、テニスなどのラケット、スキー板などに使われる。 -
メープル
カエデ科の落葉広葉樹で、北米大陸に自生するものの総称。 大きく分けて、ハードメープルとソフトメープルがある。どちらも、白っぽく、きめの細かい材質。家具や象嵌(... -
曲げ合板
単板の繊維方向を同じにして張り合わせて、ある程度は曲げることができるようにした合板のこと。 滑らかな曲面を活かした、デザイン椅子などの家具に使われる。 -
銘木
木質や、木目、色調などが、装飾的な面を含めて趣のある木材のこと。 他にも、たぐいまれな高齢樹、入手が困難な天然木、由緒ある木なども銘木とされる。多くは、貴重で... -
マコレ
アカテツ科の広葉樹で、西アフリカの熱帯雨林地域に分布する。 耐朽性があり、シロアリにも強い。時に濃い色の縞模様が現れ、装飾的価値が認められることもある。組織内... -
メダン
クスノキ科の広葉樹で、東南アジアに産する。 耐久性は低く、虫害を受けやすい。また、二酸化珪素(シリカ)を含むこともあり、加工には注意を要する。ラワンやメランチ... -
柾目
年輪の接線に垂直に、中心を通らず製材すると、木目が平行に現れ、これを柾目という。 板目と比べると、一本の丸太からとれる材が少なく、幅広い材も取れないので、一般... -
目止め
木材の塗装をする前に、表面の小さな穴などを砥粉(とのこ)などで埋めること。 「砥粉」とは、砥石を切り出したときに出る石の微小な粉末のことで、これを刷り込むこと... -
松
マツ科の針葉樹で、クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ、ハイマツ等の種類がある。 総じて、緻密で、建材、器具材に用いたり、脂が多く、耐水性もあるので船舶材や坑木など... -
目弾き
主に漆器で用いられ、目止めをせずに、塗装を仕上げる塗装法のこと。 漆が木材の導管内にしみこみ、表面にざらざらした木目がそのまま残る。導管の大きい、ナラやケヤキ... -
マホガニー
センダン科の常緑広葉樹の大高木で、熱帯各地で産出されており、特にホンジュラス産のものは最高級品とされる。きめが細かく、赤褐色の木肌には光沢があり、高級な装飾... -
マヤピス
フタバガキ科の広葉樹で、東南アジアの乾燥期のない地域に分布する。 心材は、桃色~赤色で、産地によってはかなり濃い赤褐色になるものもある。家具材、合板材などに利... -
マラス
イイギリ科の広葉樹で、熱帯地域に産する。きめが細かく、重硬で耐久性にも優れているので、建材や家具などの耐久性の要求される部分に使われる。最近は、お箸にも多く... -
マンソニア
アオギリ科の広葉樹の高木で、西アフリカの熱帯雨林に産する。 縞模様や、さざなみ模様(リップルマーク)が見られ、装飾的価値が高く、ウォールナットの代用材としても... -
水楢
ブナ科の落葉広葉樹の高木で、北海道をはじめとする全国の低山に群落を作って生育する。 楢には、「コナラ」など、水楢以外の種類もあるが、一般的に「ナラ」というと水... -
水目桜
カバノキ科の落葉広葉樹の高木で、深山に自生する。 重硬で弾力性があり、きめが細かい材が取れる。別名「梓(アズサ)」ともいい、昔はこれで、「梓弓」といわれる弓を...
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