総合設計

総合設計とは、一定の規模以上の敷地面積を有し、一定割合以上の空地を確保した建築物で、特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がなく、かつ市街地環境の整備改善に資すると認めて許可したものは、その許可の範囲内において容積率制限、第一種低層住居専用地域または第ニ種低層住居専用地域内絶対高さ制限、斜線制限が緩和されるという制度(建築基準法59条の2)である。それは、敷地規模の拡大を促進して土地の有効利用を図るとともに、広場、小公園等に準じ、一般に公開された空地(公開空地)を敷地内に確保させることによって、周囲の環境の改善を図ることを目的としている。
例:東京都の新霞ヶ関ビル、新お茶ノ水ビル、大阪府のツイン21等。

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