不動産投資ローンと生命保険

夫よりも長生きする妻を安心させる方法とは

老後を支えてくれるはずの公的年金に、すべてを頼るというのは難しそうです。

2019年8月27日に厚生労働省から公表された「財政検証の結果」では、将来の年金の見通しにはっきりと陰りが映し出されました。
財政検証は5年に一度実施されるもので、公的年金の定期健診ともいわれています。
日本の成長が進まない場合は、現在の若い人たちの将来の年金は現在よりも減ってしまう、または、国民年金の積立金までもなくなってしまうかのしれないというシナリオも予測されています。
「薄々は年金には頼れないな」と、頭の片隅で思っていたみたものの、ようやく現実として突き立てられたともいえるでしょう。

国の制度にも頼れないとなると、私たちは自分や大切な家族のために、自分事として資産を築いていく必要があるのではないでしょうか。
ましてや、長生きする女性にとって、長生きが老後のリスク要因になってしまうこともあるのです。
もし、あなたが夫として大切な奥様に何かしてあげられることを考えるのでしたら、生涯において価値のある資産を用意しておくことなのではないでしょうか。

妻は夫よりも長く生きる

厚生労働省が毎年公表する簡易生命表(平成30年)では、男女ともに平均寿命は過去最高を記録しました。
男性は81.25年、女性は87.32年です。国際的に比較しても、日本は男女ともに上位3位以内に入っています(平成30年簡易生命表の概況より)。

最近は高齢者の年齢を、100歳だと、聞いてもあまり驚くこともなくなってきました。長寿は当たり前の時代になったといってもいいでしょう。
会社を定年退職した後は、夫婦でゆったりとした時間を過ごし、人生のフィナーレともいえる老後を謳歌できたら幸せなことです。
しかしながら、それが叶わないかもしれないという話を冒頭にもお伝えしました。最低限度の生活は当然ですが、やはりその生活にもゆとりをプラスした暮らしを送りたいものです。
しかしながら、最低限度の生活にしても、ゆとりある生活を送るとしても、「経済的な裏付け」は不可欠となります。
また、生涯において健康であるとは限りません。もしも、健康を損なうことになれば、生活費とは別に、治療費や療養費、または、入院費や手術費まで必要になるかもしれません。

このように、長生きは喜ばしいことなのですが、老後のご夫婦の暮らし向きや夫に先立たれてしまった場合に、のこされた妻の長い人生についても考えてみてはいかがでしょうか。

妻に不動産と、家賃収入をのこす

30~40歳代の若い世代の方には、『資産づくり』という話はお金持ちのすることだと考える方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、それも間違っていません。現金を多く持っている方にとって資産は生活をしていくうえである種のモチベーションであり、人生そのものを支えてくれる価値あるものなのです。


では、会社員であるあなたも『資産づくり』が可能だと話したら驚かれるでしょうか。それは決して夢の話ではありません。
あなたが資産を手に入れて、それを奥様やお子様にも引き継いでいけるのです。そのためには、まず、資産を手に入れる方法をきちんと理解して、行動に移すことが大切です。

会社員だからできること

不動産という資産を手に入れるために、まず、不動産物件を購入します。手付金など当初かかる費用以外の代金は銀行などでローンを組むのが一般的です。
このローンには「団体信用生命保険(以下、団信)」という生命保険が付帯されます。
この団信によって、あなたに万が一の事があっても、その保険金によって残債が弁済されますから、のこされたご家族にローンが引き継がれることはありません。
また、ローンを組むこということは、社会的に信用が必要です。
会社員であれば定期的に安定した収入が得られる立場にいますので、不動産物件の代金を貸す側となる銀行などもそのような信用がある社会的立場の人に貸したいと考えることでしょう。

不動産収入を妻やお子様にのこす

では、毎月のローン返済は誰が支払ってくれるのか。その答えは、この物件に入居される方の家賃から賄う、ということになります。
マイホームは自分の給与から住宅ローンの返済のためのお金を捻出します。
一方で、不動産投資では、他人(入居される方)のお金からローンを返済することができるのです。
晴れてローンを完済すれば今後は家賃収入をご夫婦で自由にお使いいただけることになります。

こうして、マイホームではない、資産としての不動産を手に入れることができます。
家計に大きなリスクを負わせることなく大切なご家族をサポートできるのは不動産投資の大きな魅力です。
その資産はご夫婦で過ごす老後の収入を支えてくれることはもちろんのこと、長生きされる奥様の先々まで支えてくれることでしょう。年金不安が囁かれている今だからこそ、年金は老後の収入の補完的な位置として考えるほうが安全かもしれません。メインとなるのはご自身の資産とする考えこそが、長い老後を安心して暮らすことができる考え方なのではないでしょうか。

不動産は株式などの金融商品と違い、相場の影響を受けにくい実物資産です。金の価格も上昇しているようですが、今後は、このような実物資産を活用した老後対策を立てていくことが大切になってくるのかもしれないのです。
確かな資産は一生涯、あなたと家族を守ってくれることでしょう。大切な奥様が安心して暮らせるように、今こそ考える時なのではないでしょうか。