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唐松
マツ科の落葉針葉樹で、本州中部から北海道に多く植林されている。 重硬で、耐久性に優れ、年数を経ることで風格が出てくる。構造材や電柱、枕木のほか、脂を多く含み、... -
カランタス
センダン科の広葉樹で、東南アジアからオーストラリアにかけて分布する。 軽軟な材で、きめは粗いが、材面には光沢が見られる。家具材や内装材として用いられる -
柿渋
渋柿の若い果実から搾った果汁を発酵させて、数年熟成して漉した液のこと。 木材の表面に塗り重ねることで、木目を生かしつつ、深みのある風合いが出る。鉄などに触れる... -
花梨
マメ科の広葉樹の高木で、東南アジアで産出される。 強靭で重硬かつ、狂いにくいので、装飾材や家具、三味線の胴などに用いられる高級材。 木目が、高級材のローズウッ... -
柿
カキノキ科の落葉広葉樹の高木で、日本全国の山中に自生する。 材は重硬で、硬いために割れやすく、加工性はよくない。まれに、芯材に黒色の斑紋や濃淡があることがあり... -
ガルバリウム銅版
アルミニウムと亜鉛を主原料にした合金めっき合板のこと。 高い耐久性と、耐食性、耐熱性を持つ。住宅や工場の外装などのほか、各種パイプ、高速道路の防音壁など、過酷... -
樫目
ブナ科、樫類の板目面に現れる斑点のこと。これらの木は、髄の線が太いので、目立つ形になって現れる。柾目綿には、虎斑模様となって現れることもある。 -
カロフィルム
オトギリソウ科の広葉樹の総称で、世界中の熱帯地域に自生する。 現在百種類以上が知られ、性質も種類ごとに若干異なるが、一般的にきめは粗く、耐久性は高くない。合板... -
カシュー
カシューナッツの殻に含まれる油を原料にした塗料のこと。 光沢のある塗膜を形成し、漆とよく似た性質を持っているので、別名「カシュー漆」とも呼ばれ、漆の代用として... -
環孔材
広葉樹で、植物の水分や養分を通すための管である導管が、年輪に沿って環状に並んでいるもののこと。 最初に1~数層の直径の大きな導管を作り、その後は小さな導管を作... -
春日杉
奈良の春日大社の境内や春日山に生息するスギのこと。 法規制があるので、倒木や枯木しか利用できない稀少材。樹脂成分を多く含んでいるため光沢があり、心材は時ととも... -
木裏
木を製材したとき、木の芯に近い切断面のことを木裏といい、反対に、樹皮に近い切断面を木表という。 木裏は、組織も古く水分が比較的少ない為、乾燥時の収縮も小さい。... -
堅木
文字通り、堅い木のこと。 主に広葉樹で、一般的にはナラ、カシ、ケヤキ、クリ、クヌギなど。乾燥に時間がかかり、普通の木材より手に入りにくい。 -
黄肌
ミカン科の落葉広葉樹の高木で、日本各地の山地に自生する。 軽さと堅さを適度に備えた材で、木目も美しい。家具材、楽器材、建材として用いられる。桑材の代用材として... -
桂
カツラ科の落葉広葉樹の高木で、原産国は日本。全国に分布するが、北海道に多い。やや軽軟で、加工性は高いが、保存性は低い。家具や器具材のほか、鉛筆、碁盤・将棋盤... -
強化ガラス
同じ厚さの板ガラスの3~5倍の強度をもつ安全ガラスの一つ。 板ガラスを軟化点(約700℃)近くまで加熱した後、空気を吹き付けて急冷して作る。破損しても破片は細かい粒状... -
カナリューム
カンラン科の広葉樹の総称で、世界の熱帯に、百種類くらいが分布する。 加工性は比較的いいが、きめはやや粗く、仕上げもあまり美しいとはいえない。家具や梱包材、建材... -
経木
スギやヒノキなどの木材を、紙のように薄く削ったもののこと。 昔は、これに経文を書いて寺に納めていたことからこの名がついた。現在でも、包装用に使ったり、工芸品に... -
樺
カバノキ科の木の総称。 主に真樺(マカンバ、マカバ)のことをいう。赤みを帯びた美しい色合いを持ち、きめも細かく、重硬な材。この材は、「樺桜」とも言われ、業界で... -
カプール
フタバガキ科の広葉樹で、スマトラ、ボルネオ、マラヤなどに東南アジアで産出される。やや重硬で、強度はあるが、反りやすく、加工性は低い。また、二酸化珪素(シリカ...
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