不動産投資のポイント

共働き夫婦でも老後生活が決して安心ではない理由は?

今の時代、共働きは珍しくなくなりました。夫婦二人三脚で家計を支えることで、1人で支えるよりもずっと安定した家計を保つことができます。
そこで、共働きならこれから先もお金の心配はいらないのでしょうか。

女性は男性より6年超も長生き

女性の長寿は今に始まったことではありませんが、厚生労働省が公表する平成 29 年簡易生命表によると、男性の平均寿命は 81.09 年、女性の平均寿命は 87.26 年となりました。
男性は81歳の大台に初めて乗りました。いよいよ長寿の時代が本格的になったような実感がしますね。
女性は男性よりも6.17年長生きするようですので夫婦なら夫よりも妻の老後資金を余分に準備しておく必要があります。

仮に夫婦の基本生活費が年間300万円だと仮定しますと、平均寿命の年齢で夫が亡くなった場合、妻の生活費を80%に減額し、240万円とした場合の妻の余命分の生活費は約1,480万円が必要になります。
健康に過ごしていれば、この生活費だけで足りるのかもしれませんが、現実は厳しいようです。
独立行政法人国立健康・栄養研究所が公表する健康寿命があります。健康寿命は自立して生活できる期間になりますので、平均寿命と健康寿命の差は生きているが健康ではない期間になります。
平成28年の健康寿命は、男性が72.14年、女性が74.79年です。平均寿命との差は、男性が8.95年、女性が12.47年と、女性は男性に比べて健康ではない期間が長くなる傾向が伺えます。
つまり、女性が寿命を全うする人生の後期は健康ではない可能性が大いにあるのです。そう考えると、妻の生活費に医療費や介護費用をプラスしなければなりません。
長生きはとても喜ばしいことですが、健康ではない期間を過ごすための老後資金も用意する必要があるのです。

夫婦で財布が別々なケースは要注意

共働き世帯から家計の相談を受けると、家計の財布は1つではなく、夫婦別々の財布で管理しているケースが多いのです。
家計の支出を夫と妻に分けて担当制にした方法なのですが、例えば、夫は住居費を支払い、妻は食費と光熱費と言った具合に担当を分けています。
この方法が決して悪いわけではありません。


しかし、家計で蓄えるべき夫婦の貯蓄(資産)を貯えられていることが前提です。夫婦で貯蓄のためにいくら積立てるなどの管理が行われていないと、夫も妻も手元に残った分はすべて自由になるお金になってしまいます。
じつは、このような方法で管理されて家計では、手取の給与の余りは自由に散財してしまっているということが見受けられます。
共働きだからと言って、一見、優雅な暮らしをしているように見えますが、家計の中身をのぞいてみると資産がゼロという夫婦も多いのです。

もし、あなたが「うちは貯蓄ができていない」と悩んでいたら、その悩みはあなたの家計だけではないのです。とは言いましても、そのままでいいわけはありません。
会社員であれば、いつか定年退職をして、年金生活を送ることになるでしょう。
そうなれば、老後生活の頼みの綱は、会社員の現役時代に築いてきた資産になります。
その資産を上手に長持ちさせながら、生活をすることになるのです。
自由時間がたっぷりとある、悠々自適な老後生活が送れるかどうかは、どのような資産をいくら築いてきたかということが重要になります。

共働きで持っておきたい資産とは

家計の資産を築いていないという方、頑張ってこれから貯蓄していこうと考えていらっしゃるのかもしれません。
早速、積立定期預金や会社の財形貯蓄を活用してみようと検討していませんか?
確かに預金などすぐに引き出しができるような換金性が高い金融商品は、普段から馴染みがあり利用しやすい商品です。
しかし、現在の低金利が続いている中で、目標額を預金で築くのは気が遠くなる作業になることでしょう。
金利はほぼゼロに近いため、1,000万円を貯めようとしても、毎年50万円の貯蓄を頑張っても元本1,000万円を貯めるのに20年もかかるのです。もし、あなたが40歳なら20年後は60歳になっています。
では、「投資の勉強をして株式や投資信託などで運用しながら資産を築いていけばいいのでは?」と、考えるかもしれません。この考えは間違ってはいません。
ですが、すべての資産を元本保証のない金融商品で運用することはおすすめできません。
バブル崩壊や、リーマンショックの様な経済的ショックを受けたとしたら、資産の時価評価は大きく減ってしまうことでしょう。
資産の評価が回復するまで待てるという方ならいいのですがその回復時期もいつになるかわかりませんよね。

一方、不動産という資産について考えみたことはないでしょうか。
不動産は価格が比較的安定しているものです。株式などと異なり、毎日価格が変動することはありません。また、「わたしもここに住みたい!」と思うような価値ある不動産を持つことで、その資産を長く他人に貸すことができます。不動産を借りてくれる人がいる限り、あなたに家賃が収入として入ってきます。
たとえ、あなたが病気になってもその収入は途絶えることはありません。あなたの生活を一生涯にわたって下支えしてくれるのです。

かく言う私も、不動産に救われた身です。詳しくは体験記「シングルマザーが不動産投資を選んだ理由とは」をご覧ください。


これから続く長い人生ですから、何かと忙しい共働き夫婦だからこそ、2人でランチでもしながら、今後のお金の話しをしてみてはどうでしょうか。
「じつは気になっていたんだ」なんて会話になるかもしれません。
時間はあっという間に過ぎていきます。定年手前に慌てることの無いように、働いている今こそ、これから築くべき資産のことを話し合ってみましょう。

FP事務所やさしいお金の相談室代表
(有)コスモスペース取締役社長
一般社団法人女性FP相続サポート協会理事

桑野恵子先生

マネー????エンジェル桑野恵子が、安心に暮らせるための不動産投資の魅力をお届けします。 エンジェルは投資の世界では資金を提供する富裕な個人のことです。桑野恵子は、資金援助の代わりに豊富な知識とノウハウを提供して資産を築いていくお手伝いをします。