不動産投資の物件と選び方

不動産投資経験者は高騰でも6割が新規投資を検討!次に欲しい物件エリアとは?

不動産投資で生活を豊かにするWebサイト“不動産投資スクエア”(運営会社:株式会社クレアスライフ)では、日本国内にお住いの不動産投資経験者に対して、アンケート調査を実施しました。

一般的に、「不動産投資を始めたいが、高騰しているときに始めていいのか?」「始めるならどんな物件を買うべきなのか」と悩む方は多いでしょう。

実は今回の調査では、「経験者の約6割が新規投資を検討している」という前向きな結果が出ています。
また次に購入を考えている物件の特徴も聞いてみました。

不動産投資経験者573人が回答した今狙うべき物件やエリアを、ぜひ参考にしましょう。

今回のアンケート対象者は以下の通りです。

アンケート回答者:日本国内にお住まいの不動産投資の経験者573人
アンケート回答期間:2023/6/23~7/2
アンケート機関:株式会社クレアスライフ
アンケート方法:インターネット調査

まずは、回答者の年齢分布と不動産投資の運用年数からみていきましょう。

不動産投資経験者の年齢分布は50代・60代が過半数を占めています。
ついで40代以下の若い世代も23.5%となっており、若年層も一定数見られます。

不動産投資ローンや団体信用生命保険の特約の利用で有利なのは、30代40代です。
さらに、経済的不安を補う副業や老後の年金対策の必要性・注目度が高まっているため、若い世代の不動産投資家は今後も増え続けると予想されています。

不動産投資の運用年数

「不動産が高騰している」といわれ始めた、この10年以内に不動産投資を始めた人は約7割。不動産価格がさらなる急上昇をみせた2020年(3年前)以降も36%の人が投資しています。

3年を超えて継続している人が64%いることからみても、高騰といわれても、意欲的な投資家はいるようです。

不動産投資に対する今の考え

不動産投資の経験者に今の考えを聞いたアンケートでは、約6割が「良い物件があれば購入したい」と答えています。
価格高騰を大きな壁ととらえていないことが分かります。

「今は考えていない」という26%の回答者についても、詳細を見ると大半が高齢世代であり運用歴10年以上、投資目的は年金対策と相続対策という結果でした。
つまり、すでに目標を達成したため今は積極的な投資を必要としていないということでしょう。

では、そんな不動産投資経験者はどんな物件を所有しているのかみていきましょう。

所有している投資用不動産の種類

不動産の価格上昇が続く中で投資を始めた人が所有する不動産は、ワンルームマンションが圧倒的な差をつけて1位。
需要が高いワンルームマンションは価格変動の影響を受けにくいため、経済の先行きが見えない中でも安定感があるからでしょう。

今後投資したい物件の種類

今後投資したい物件の種類を聞いたアンケートの回答でも、同様にワンルームマンションが他に大きな差をつけて1位という結果になりました。

ただし、投資したいエリアについては少し動きがみられます。

今後投資したいエリア

不動産投資経験者に今後投資したいエリアを聞いた結果がこちら。「山手線エリア」が不動の1位となっています。

しかし、ついで注目が集まり始めているのが横浜駅・川崎駅エリアです。
すでに整備された便利な都市でありながら、頓挫したカジノ予定地の再開発に自治体が動いていることや、企業の移転先候補エリアとなっている動向など、ポテンシャルの高さに投資家が関心を寄せていることから、今後さらに注目度が高まることが推測されます。

今後の再開発が期待できる「横浜・川崎エリア」もおすすめ

東京の山の手周辺は誰もが狙う好立地エリアですが、それだけ競争率も高く、物件も高額です。
また、すでに区画整理やインフラも整っており、これから大きく伸びるということはあまりないでしょう。

一方で横浜駅・川崎駅エリアは、良好なアクセスに手ごろな家賃、魅力的な住環境でニーズが高まっていることに加え、前述の背景から今後の再開発や企業移転によるビジネス商圏としてのさらなる発展など、注目を集める要素はさまざま期待されています。
特にワンルームマンションの居住者となる単身世帯のサラリーマンや学生の増加も見込まれています。

このエリアで進む都市計画の整備と比例して、今後の不動産価格にも大きな伸びが期待できるでしょう。

まとめ

今回の調査結果から、不動産投資経験者にとって価格高騰が今後の投資意欲に影響する割合は意外と少ないことが分かりました。
価格高騰するなかで、不動産投資経験者の約6割が「良い物件があったら今後も購入したい」と回答したのは、これまでの投資に成功の手応えを感じているゆえなのでしょう。

また購入したいエリアとしては、王道の「山手線エリア」の次点に「横浜・川崎エリア」が浮上した点も見逃せません。
このエリアに注目が集まっている要因として、カジノ予定地の再開発や企業の移転などがあり、今後の伸びしろが大きいと期待を高めている投資家が増えているのでしょう。
すでに価格の上がりきった王道エリアではなく、これから価格上昇の可能性を秘めたポテンシャルの高いエリアとして、手ごろな価格で魅力的な「横浜・川崎エリア」のニーズは、不動産投資の狙い目といえるでしょう。

不動産価格が高騰している今、これから投資を検討するならさまざまな伸びしろをもつ「横浜・川崎エリア」に注目です。