ケーススタディ

賃貸マンションにあってうれしい設備は「無料WiFi」がダントツ⁉
~都心の賃貸ワンルームマンションに住む142人にアンケート調査~

2019年7月1日、国税庁より路線価が発表されました。オリンピック前で不動産価格は下がるのではと言われる中、地価は昨対比でプラスに転じています。
都心、特に山手線から近いエリアは、交通の便が良いこと、コンビニ・スーパー・商店街が充実していること、教育機関が近いこと、図書館や公園などの公共施設があることなどから、地価が落ちる気配はありません。

そんな都心に、一度は住んでみたいと考えたことがある方も、少なくないと思います。
今回、こうしたエリアに賃貸マンションを借りている方々に対して、物件選びのポイント、マンション選びで優先すること、家賃に関する考え方などを聞いてみました。

アンケート回答者:都心の賃貸ワンルームマンションに住む142名
アンケート回答期間:2019年6月1日~2019年6月30日
※すべての回答の平均ではなく回答が有効なものの平均となります。

第1弾として以下の設問に対する回答をご覧ください。

■賃貸マンションにあったらうれしい設備は? 

設問:家具家電付きでなくても事前に備えついていたらうれしい設備は?(5つ以内でお答えください)

一番多かった回答は、他を大きく引き離して「無料WiFi」が86.8%となりました。
次いで、「ウォシュレット」が62.5%、「浴室追い炊き機能」が49.3%、「食器洗い乾燥機」が36.8%と続きました。

通信手段としてスマホが主流になってから数年が経ちますが、今では、個人がインターネットを利用する際、パソコンよりもスマホを使う割合の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
総務省の通信利用動向調査(平成30年)によると、スマホの保有率は20歳代、30歳代は90%以上、60歳代でも50%以上となっています。

ニュース、天気予報から、電車の乗り換え案内などの日常の便利ツール、Facebook、Twitter、LINEに代表されるSNS、YouTubeなどの動画サイトの視聴などは、スマホでの利用率が圧倒的に高いと考えられます。

そうしたなかで、国内大手通信会社のスマホ向けプランでは一定の通信料を超えると通信速度制限がかかります。
月末に急激に速度が遅くなった経験アハりませんか。また、MVNO(LINEモバイルや楽天モバイル、UQモバイルなど)系のプランによっては、使った分だけパケット料金が加算されるものもあり、パケット料金を気にしながらスマホを利用する人も少なくないのではないでしょうか。

こうした状況では、無料のWiFiが求められるのは必然と言えます。
今後も、賃貸マンション選びの際には、無料WiFiの設置有無が大きく影響してくると言えるでしょう。

■家賃が今よりも高かったら今のマンションを選んでいたか?

設問:もし今の家賃が1万円高かったとしたら今の部屋を選んでいましたか?

この設問では、「1万円高かったら選ばなかった」が90.4%と圧倒的で、「1万円高くても選んだ」が9.6%という結果となりました。

誰でも、賃貸マンションを選ぶ時には、家賃価格も選定理由の大きな要因だと考えられます。
利便性や設備等と家賃のバランスを考えて現在の賃貸マンションを選んでいるため、今のマンションで家賃が上がるということ自体納得がいかないというのは理解できます。

■今の家賃が高くてもいいと思うマンションの設備は?

設問:今の家賃が1万円高くてもいいと思うマンションの設備は何ですか?

・ クローゼットがもっと大きかったら。
・エントランスのオートロックと部屋の鍵が一体、部屋の照明がリモコン操作、室内干し用の天吊。
・もう少し収納スペースがあればよいと思う。
・家電付きだったら。
・今の部屋が10畳以上であるか、小さめの部屋がもう一つあれば考えたかもしれません。
・洗面所が独立していることと、クローゼットがもう少し広いこと。
・デザイナーズマンションのような家具つきの場合。
・駐輪場がただの場合。
・自動お湯はり機能。
・洗面所とトイレが別であれば。
・今の部屋が3畳広かったら。
・追い炊きや床暖房などの設備があれば。
・駅近にもっと近ければ。
・部屋が広く、無料WiFiなど必要経費が含まれていれば。
・駅の近さと、収納スペース。
・駐輪場があったほうがいいと思います。
・部屋が広くてコンロが二口、バルコニーがあれば。
・ウォッシュレットが付いていたら。
・今より30㎡近く広ければ選ぶと思います。
・備え付きの洗濯機や家電があれば。
・WiFiが無料であれば。
・小さくてもクローゼットがあれば。
・ウォークインクローゼットか付いていれば1万円高くても払います。
・収納がもう少し大きい、もしくは部屋がもう一畳広ければ。
・家具家電つきの場合。
・もう少し広いリビングルーム。

その他にもたくさんありましたが、全体的には、「部屋の広さ」、「収納の広さ」、「備え付けの家具・家電」が目立っていて、そのほかでは「無料WiFi」、「ウォシュレット」、「バルコニー」、「駐車場」などの希望もありました。

■最近の物件選び事情とマンションオーナーがやっておくべきこと

以前の賃貸マンション選びは、「立地」「間取り」「周辺環境」が重要と考えられていました。
もちろん、それは今でも変わりませんが、ライフスタイルの変化で、物件選びの基準も徐々に変わってきているようです。

「無料WiFi」「ウォシュレット」「浴室の追い炊き機能」「食器洗い乾燥機」などの設備が求められるのは、まさに今のライフスタイルを象徴しています。
物件紹介サイトなどでは、「無料WiFi」や「ウォシュレット」などの設備があるマンションを絞り込んで探すことができるようになっています。
そうなると、そうした設備がないマンションは検索されなくなってしまいます。

クレアスライフで分譲したここ4~5年以内のコンシェリアでは、無料WiFiの設置は一般的となっていますが、首都圏で最近分譲されているマンションに必ずしも無料WiFiが設置されているわけではありません。
また、クレアスライフが10年以上前に分譲したマンションでは無料WiFiが設置されていないマンションも多くあります。
投資用に中古マンションを購入しようと考えている方には、無料WiFiの有無の確認も必要です。

また最近、Google HomeやAlexaで操作する「スマートホーム」対応マンションなども登場しています。
スマートホームが一般化するのは「まさか」と思うかもしれませんが、iPhoneが登場(2008年6月)した11年前からすれば、だれも、ここまでスマートフォンが一般化するとは思ってもみなかったと思います。
もしかしたら、スマートホーム対応マンションが一般化する時代が来るかもしれません。

マンションオーナーの方はこうしたライフスタイルの変化も考えることが必要になってきます。
空室リスクを少なくするためにも、マンションを借りる人の動向やライフスタイルの変化に敏感に反応して、必要であれば、最新の設備を設置するなど、検討するべきでしょう。

PAGE TOPPAGE TOP