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東京はこれから変わる! 再開発される街①「浜松町駅周辺」

東京はこれから変わる! 再開発される街①「浜松町駅周辺」

現在、2020年の東京オリンピック開催にむけて都内各所で再開発が進められています。
浜松町駅周辺もその一つです。

浜松町は都心経済の中心である東京駅や国内外の玄関口でもある羽田空港へのアクセスに恵まれた好立地に位置し、その駅周辺が再開発されるとなれば注目度は高いものです。
ここでは浜松町駅周辺の再開発の目的と、その全容、その効果についてご紹介します。

浜松町を再開発する目的とは

浜松町駅周辺は新しい建物がありながら、一方で古い街並みも残っています。
公道や私道に面して古い木造住宅や低層住宅が立ち並ぶ、都心のなかでも特徴的な街の一つです。
これらの古い建造物は耐火建築物でなかったり、現在の耐震基準を満たしていなかったりと災害に対して不安要素を含んでいました。

そこで今回の再開発では、街の再編を行い土地利用の活性化をすることだけではなく災害に強い街を作ることを主な目的としています。

どのような再開発が行われるのか?

現在、浜松町エリアでは、浜松町駅西口にある世界貿易センタービルを中心に「浜松町二丁目4地区」の再開発が行われています。
これは5棟のビルからなる延床面積約369,000㎡という都心最大級のプロジェクトです。

浜松町駅西口の再開発は、このA街区(A-1棟/A-2棟/A-3棟/TM棟)とB街区で構成される「浜松町二丁目4地区」と、B街区に隣接する「浜松町二丁目C地区」とに区分けされます。
A街区では世界貿易センタービルディングやJR東日本、東京モノレールにより駅周りが再開発されます。

B街区では、日本生命保険と大林組による高さ約160mとなるオフィスビル「ニッセイ浜松町クレアタワー」が建設中です。
また、C地区では公共施設や店舗、芸術ホール、住居などの市街地再開発事業が計画されています。

再開発後の街の形

再開発計画によると、地域全体が完成するのは2024年度(平成36年度)となっています。
浜松町はもともと羽田空港からも近く、再開発では医療センターやバスターミナルなどが設置されることから、医療観光(※1)都市としての役割にも期待されています。

また住宅の供給も見込まれていることから、多くの商業施設や公共施設も併せて配置されて充実し、歩行者ネットワークの構築を目的とした歩行者専用デッキが整備される予定であるなど、居住空間としての魅力も高まることでしょう。

※1 医療観光……自国では受けられない医療を求めて外国を訪れること。

再開発による効果例

再開発による効果例

今や都心のランドマークの一つである六本木ヒルズは2003年に開業しました。
六本木駅近くの区域面積116,000㎡に「住む・働く・学ぶ・遊ぶ・憩う・創る」といった機能が集約され、アートとインテリジェンスを融合した街が再開発によって誕生したのです。
六本木の公示地価は開業年である2003年から2005年の2年間だけで10%、2007年には15%上昇しています。

また、現在の六本木ヒルズ周辺(西麻布1~4丁目・六本木1~7丁目・麻布十番1~4丁目)の人口は2002年9月に20,758人だったものが、2017年5月には29,420人と1万人近く増加しています。

再開発がもたらす不動産投資への効果

浜松町エリアでは2020年の東京オリンピック後の展開も視野に再開発が進められています。
外資系企業の誘致や外国人住宅の整備にも注力しており、現在急増し始めている訪日客の需要も一層期待できそうです。
もちろん、グローバル化が進むことで、国内外へのアクセスが良いという点は、日本企業やそこで働く人にとっても魅力的な街に映り、国内需要への期待も高まります。

浜松町の再開発は2014年(平成26年)に着工したばかりで、完成予定が2024年(平成36年)とまだまだこれからといったところです。
約7年後、完成を目の当たりにしたときのことを想像してみてください。
もしそのとき、そのような場所に不動産を所有していたら素敵ですよね。

まさに不動産投資は、物件そのものだけでなく、その街の明日の姿に投資するものといえるのです。

株式会社クレアスライフ 不動産コンサルタント

清水 剛

不動産投資の営業として16年従事し、これまで数百人に上る投資検討者への提案・アドバイスを行う。 現在は営業の第一線から卒業し、企画側として不動産投資の魅力を多くの人に伝えるべく、セミナー講師やメディア出演などに精力的に取り組んでいる。

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