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東京のブルックリン? 今後期待される街「蔵前」に迫る!

東京のブルックリン? 今後期待される街「蔵前」に迫る!

東京オリンピックが2020年に開催されることが決まり、世界中から東京を訪れる外国人観光客の数はますます増加しています。
それにともない、インバウンド事業をビジネスチャンスと考える人々がこぞって外国人向けの飲食店をオープンしたり、外国人向けの商品を販売したりと、都内各所で大きな変化をもたらしています。

なかでも注目されているエリアの一つが、東京スカイツリーを中心とした下町エリアです。
これまでこのエリアでは、浅草や両国といった地名が有名でしたが、近年「蔵前」も注目され始めています。
今回は、今変化がもたらされている蔵前に注目していきます。

蔵前とはどんな街?

浅草寺や雷門で知られる浅草のすぐ南側に位置し、隅田川のほとりにある蔵前は江戸時代徳川幕府の御米蔵がある場所でした。
幕府が天領地から集めた米蔵が隅田川とお堀に囲まれた土地に67棟も並んでいたことから「蔵前」という地名がつきました。

蔵前はその後、モノづくりの街として発展し、ビルや町工場、工房や問屋などが並ぶ地域として栄えました。
しかし近年ではその昔ながらの街並みが変わりつつあるのです。

「台東モノづくりのマチづくり協会(通称:台東モノマチ協会)」が、2011年から開催している「モノマチ」というイベントをきっかけに、蔵前は多くの人々の注目を集めています。
台東モノマチ協会は、「カチクラエリア(御徒町-蔵前-浅草橋にかけての2km四方の地域)」の企業や個人がネットワークを形成し「モノづくりのマチ」としてカチクラエリアを活性化させることを目的とした協会です。
「モノマチ」ではエリア内のいろいろな職人さんの工房を巡る「職人見学ツアー」など、街の魅力を発信するものが多く、毎回多くの人が参加しています。

魅力あふれるイベントがあれば人は流入し、人が流れてくればそこに商業が発展します。
蔵前もモノマチのイベントをきっかけに、下町らしい古くからの伝統を継承しつつ、街としての発展を続けているのです。

蔵前はさらに進化するか?

蔵前はさらに進化するか?

現在、東京の地価は全体的に上昇傾向にあります。蔵前が位置する台東区では地価が1㎡あたり約108万円(坪単価:約358万円)。
これは都内の地価ランキングで見ても世田谷区や杉並区、そして吉祥寺を擁する武蔵野市などを抑えた第7位という高順位です。
(データ元: https://tochidai.info/tokyo/

そして蔵前の地価は今後も期待できると考えられます。それは蔵前の立地に潜在的な魅力を感じるからです。
蔵前は隅田川のほとりにあります。春には桜が咲き、夏には花火大会が開催されるなど、全国から人が集まる観光スポットでもあります。

また、蔵前の特徴でもある「モノづくりの街」という雰囲気や、それらを活かしたイベントなどが街としての魅力を高め、ニューヨークの川沿いにあるメイカーズ (作り手)タウンとして有名な「ブルックリン」に例えられるようになっています。

サンフランシスコ発祥のクラフトチョコレート会社「ダンデライオンチョコレート」が海外初進出先として蔵前に出店するなど、おしゃれなお店も続々と出店し始めています。
古いビルを活用し、内装がリノベーションされたお店も多く見受けられます。今後はさらに多くの飲食店や施設が増えることでしょう。

もともと蔵前は羽田空港や成田空港からのアクセスもよく、東京駅や日本橋、秋葉原や浅草などに囲まれた好立地です。
下町風情に加えて、ブルックリンテイストのおしゃれな雰囲気が相まって、若いアーティストやクリエイターも多く集っています。
また、山手線エリアと比べると、利便性の良さのわりに家賃の金額もまだ安いため、一人暮らしをする層にも住みやすい街です。

以前からもこのコラムで述べてきましたが、不動産投資はいかに潜在的な価値を見出すかが物件選びのポイントです。
今ブランドとして有名でなくても、今後人気が出る可能性がある街に投資することができれば、将来のリターンにも期待が持てます。
もしかしたら「蔵前」はそういった街なのかもしれません。

株式会社クレアスライフ 不動産コンサルタント

清水 剛

不動産投資の営業として16年従事し、これまで数百人に上る投資検討者への提案・アドバイスを行う。 現在は営業の第一線から卒業し、企画側として不動産投資の魅力を多くの人に伝えるべく、セミナー講師やメディア出演などに精力的に取り組んでいる。

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